いぶろぐ雑記

ユーノスロードスターのパワーウィンドウが故障したので、自分で修理した

こんにちは。

新しい職場にも徐々に慣れ始め、エンジニアとしての初仕事も終えほっとしています。寒くなってきたので、体調には気をつけていきましょう。

今日はロードスターのお話です。うちのユーノスロードスターも他の多くの個体と同じく、パワーウィンドウが故障してしまったので、自分で修理してみました。

その時は突然やってきた

ある日、助手席のパワーウィンドウを上げながらちょっとした段差を乗り越えようとすると・・・

「バツン」

という音とともに、パワーウィンドウが動かなくなってしまいました。

モーターの音は聞こえるのですが、窓が動きません。

もともと助手席側は窓が上がるのが遅く、「そろそろぶっ壊れるかも」と思っていたのですが、ついにその時が来てしまった、と思いました。

ディーラーに頼むと4万円くらいかかるとのことで、自分で直すことにしました。

自分で修理

買ったもの

全部モノタロウで購入、6430円(税抜き)です。休日のキャンペーンコードを使ったので実際に支払った金額は5%割引されてました。

今回はレギュレーターやモーターなどは再利用、ワイヤーだけの交換を行うのでお安くできました。毎年メンテするところでもないので樹脂類は交換。

自分は助手席側のパーツを購入しましたが、運転席側を交換する場合は別の部品を購入する必要あり。

修理手順

ネットの記事を参考にしつつ、「バラせばなんとかなるやろ」精神で適当にナットやらボルトを外していきます。

まずは内装を外します。色んな所にネジがありますが、ほぼ見えるところにあります。

ドアの取っ手部分と写真の部分にネジが隠れていました。

内装を外したらビニールのスクリーンが出てくるので、外していきます。ブチルゴムがどうしても残ってしまいますが気にしない。気になる場合はブチルクリーナーなどを使うといいと思います。

あとはボルト、ナット類を全て外せばアクセスできます。ドアの下部分にもナットあり、窓とパワーウィンドウの固定部は窓をいい位置に移動させるとネジにアクセスできます。

窓を外せました。ここまで来るとレギュレーターやモーターも簡単に外せます。

寒いので外したレギュレーターとモーターを持って室内に移動。

生キャラメル状態の古いグリスをきれいに拭き取って、ワイヤーを組み付けていきます。

組み付け時メモ

モーターについてる黒いやつが固着して外れない

写真に写っている黒い土台のようなパーツが2つありますが、これが固着して全く外れません。

ペンチ必須だと思います。

自分は新しい部品を取り付ける際に556を吹き付けておきました。

バネは収縮させた状態にしておく

写真のように結束バンドでバネを収縮させておかないと、絶対にワイヤーを巻きつけることができません。

組み付け向き

ネットで調べるとワイヤーの組み付けミスが多く見られますが、

モーターとレギュレーターのボルト取付部が、どちらも自分の方を向くようにする

これだけ意識すれば、運転席でも助手席でもワイヤーの巻き付けミスはなくなると思います。

せっかくなので窓の樹脂類も交換。ここには樹脂のパーツがあるはずなのですが、経年劣化で完全に消滅していました。

こんな大きいトルクスドライバーは持っていないので強行突破。新しい部品に交換。

あとは取り外しの逆手順で取り付ければ完成!

感想

ネットでは苦戦している記事が多かったので戦々恐々としていたのですが、取り掛かってみるとそんなに難しくはありませんでした。

総作業時間は3時間弱くらい。まったりやったいたのでもう少し早くできたかも。あらかじめ他の記事で予習していたかいがあった。

このパワーウィンドウのワイヤー切れですが、ワイヤーがなんのカバーもなくむき出しなことにより、ワイヤーが錆びてしまうのが原因です。現在のパーツでも改善されていないので、また何年後かにはワイヤーが切れることでしょう。

古いクルマに乗ってる感があります。

おわり。

P.S.

運転席側のパワーウィンドウも「ジョリジョリ」と不吉な音がし始めたので、また同じ作業をやることになるかも・・・