いぶろぐ雑記

2024年の振り返り

こんにちは。

今まで年末の振り返りを書いたことなどなかったんですが、今年はなぜか気が向いたので書いてみます。

といっても肩肘張ったものではなく、自分の印象に残った出来事などを発生順で羅列するだけです。

年も暮れということで、画像は夕暮れの琵琶湖です。

引っ越した

去年、これまでの人生でもっとも高価な買い物である「マンション購入」なるものをやりまして、購入したマンションに引っ越しました。

といっても、以前の住処から徒歩5分とかからない場所です。めちゃくちゃ近所だったので、引っ越しもかなり楽でした。「この荷物は後で自分たちで運ぼう」といった具合に、柔軟に引っ越しを進められました。

購入したのは3LDKの中古マンション。特にリフォームなどはしていなくて、クロスだけ張り替えました。

リフォームどころか、以前の住人から「エアコンとかカーテンとか置いといていい?」という申し出があったので、カーテンすら新調せずそのまま使っています。カーテン、何気に高いし。

私も妻も「景色重視」タイプの人間なので、京都の中ではそこそこ高さがある部屋を選んだんですが、これが大正解で、仕事の合間に比叡山とか蓬莱山とか眺めてボケーッとするのがけっこう好きです。

機械式駐車場なので、上げ下げがおっくうなのと、車の整備がしづらい点だけ不満かなぁ…

あと、新卒時代にフルローンで車を買ったときも感じたのですが、住宅ローンを組むと、仕事して稼がなきゃ!という気持ちになりますね。車のローンとは額が違いすぎて、返済完了のイメージがつかんですが。

チェコへ旅立つ妻

妻が3月から3ヶ月間、チェコへワーキングホリデーに行ってました。引っ越し早々3LDKに一人で住むことになったわけです。

「3ヶ月チェコ行くわ」と言われたときは多少驚きましたが、自分としても勇気づけられた部分はありました。無意識に「これは流石に無理」とか、やりたいと思っていても「ちょっと今じゃないかも」という感じで尻込みしていることって多いなぁと。

我が家は妻のほうが自由人なタイプなので、最低限の生命維持のための基盤は自分が整えていくぞと思っていますが、多少は好き勝手やらしてもらいましょうという気持ちになりました。

ちなみに妻はチェコが気に入ったようで、2025年はまる一年チェコでワーホリするそうです。自分もせっかくなのでヨーロッパに滞在してポルシェ博物館とか行きたい。

コードの書き方がわかってきた

初めてコードを書いたのは高校時代で、初心者向けの書籍を片手にCを写経していたのが始まりなのですが、そこからずっと独学でいろいろ学んできました。

どうもコードを書くという営みに苦手意識があり、上達している感じがないというか、そもそも上達とは?という感覚でやってきていました。

が、しかし!!

ふと、仕事でコードを書いているときに気づきます。

コードを書くって、自分の思考を「わかりやすく伝える」ことなんだ と。

もちろん他の要素も多分にありますが、複数メンバーでの開発において、「コードがわかりやすい」というのは、当たり前ですが重要と思うわけです。

自分はほぼ独学でコードを学習していたので、自分の思考を書き表したところであるコードに対して「誰かに読まれるもの」という意識が弱かったんですよね。

コードは「わかりやすく」書けばいいんだ、そのために、関数やクラスで適切に自分の思考をまとめて、同じ思考は共通化すればよいのだ。

上記はかなり単純化していますが、目的を他者に求められるようになってから、コードを書くことに対する苦手意識がほぼなくなりました。

つよつよエンジニア的には違和感あるかもですが、ライター上がりの自分にとっては「伝える」ことを主目的に据えることで、いろんな理解が一気に進んだのは確かでした。

仕事で使う言語がTypeScriptなのも、上記の気づきを得るために一役買っていると思います。型を定義するという営みは、わかりやすさにつながる部分もあるのではないでしょうか。

ロードスターがより「よく」できる状態になった

愛車のロードスターが、ついに諸々のスタートラインに立ったと感じています。以前からお世話になっているCar’sさんと、今年からお世話になりはじめたうえしまさんのおかげです。

自分はロードスターをバンバン足として使っています。30年前の車を足として使うのは、それなりに努力が必要ですが、NAロードスターが気に入っているので頑張っています。

足として使うわけなので、気軽に、快適に乗れるのは重要な要素。

でも、せっかくロードスターに乗っているんだから、スポーティさやワクワクはそこにあってほしい…

このあたりを追いかけて足掛け6年。ガタが来ていた部分のリフレッシュがようやく終わって、今年ついにやっと「ゼロ」に戻せた感覚を持ちました。

車の世界、奥が深すぎるので、学んでも学んでも山という感じですが、偉大な先生たちに頼れるのはありがたいです。

今年で18万キロ(ドリブンギアとファイナルがあってないので、実際は19万キロくらいってる気がする)のロードスターですが、まだまだ乗っていくぞ!

筋トレを始めた

妻がチェコに行っている間、自分の時間を余らせていたので、筋トレを始めました。

最初はYouTubeの動画を見ながら自重トレーニングをしていましたが、だんだん物足りなくなってきてジムを契約してしまいました。

あわせて食生活も見直して、タンパク質多め、脂質少なめを意識したところ、健康診断の結果が大幅に改善しました。人間すごい。

そして妻が帰ってきた今、筋トレも食生活見直しも幕を閉じました。人間ダメ。

副業を始めた

紹介をいただいて、副業を始めました。

本業はフル稼働のまま、副業は週10時間ほど稼働していているので、ざっくり月40時間くらい残業している、みたいなイメージになります。

最初は40時間残業に対してやや自信なしでしたが、やってみると全然余裕でした。むしろもっと働きたいくらい。

それに、とても楽しくお仕事させていただいています。これはひとえに、一緒に働いている副業先のみなさんのおかげです。多謝。

副業を始めて大きく変わったのが、「働く」ということへの意識です。

正社員をやっていると、自分のお仕事に対してお金が発生している、というのをつい忘れてしまうんですよね。何も意識せずとも給料日にはお金が振り込まれるわけです。

これは正社員のいいところでもあるのですが、同時に「仕事の対価として、金を得る」という基本を忘れてしまうことにもつながると思います。

その点、自分の副業は時給制なので、「限られた時間で」「いかによい仕事をするか」というのが非常に重要ですし、否応なしに意識させられる部分です。

正社員であろうが業務委託であろうが「金を取る仕事」であることには変わりないわけで。

仕事に対する意識を大きく改めた一年でした。

ぼざろとFateにハマった

すごい今さら感ですがぼざろとFateにハマりました。ぼざろは劇場版、FateはSwitchリマスターがきっかけです。

どちらも本当にすばらしいコンテンツで、車以外でこんなにハマれるものが残っていたことに感動しています。

特に「Fate/stay night Heaven’s Feel」は、時を戻して劇場で観たい…!

あまり新しいものに手を出さない自分ですが、今年はふらっと手を出してすっかり気に入ることが多かった気がします。といってもデジタルコンテンツがメインですが。

最近だと「チ。」にのめり込んでいます。面白い。

あとぽんぽこチャンネルにものめり込んでいます。関西勢として応援しています。

キャリアについて考えるようになった

今までは、目の前の課題をなんとかしようとしてきた結果この場所に立っている、というようなお仕事人生だったのですが、今年は初めて自身のキャリアについて考えるようになりました。

考えるきっかけとしては、京都に家を買ったことで、京都での生活を持続可能なものにする必要がある点や、副業による自分のお仕事の客観視などがあると思っています。

キャリアというとなんだか大げさな感じがしますが、自分は何が得意で、どう組み合わせるとより効果が大きくなって、どこであればより活きるのか、というのを生活基盤などの制約と掛け合わせて考えているという感じです。

これがけっこう面白いですし、キャリアを考えるって必要なことだよな、と齢30を手前にして思い至りました。

仮でもいいので、自分を理解しようとして、向かう方向性を定めておくことは、外部の環境や自分自身が変化したとき、その変化を検知するための拠り所になると思います。

それに、新しいことにチャレンジするとき、そこから学びを得るためにも、キャリアのことを普段から考えておきたいなと思いました。

おわりに

ザーッと2024年を振り返りました。今年はけっこう大切なものを得られたな、という実感があります。

2025年は、2024年に得たことを継続しつつ、いろんなことを始めて、いろんなことを学んでいきたいですね。